港湾計画改訂に向けた取組状況について
那覇港の港湾計画は、平成15年に改訂が行われ、その後一部変更や軽易な変更が行われ、現在に至っております。
港湾計画改訂の進め方としては、まず20~30年後の長期を見通した港湾の開発、利用及び保全の基本的方向を明らかにした長期構想を策定します。その策定には、学識経験者、地元経済界、港湾利用者、行政機関等の様々な関係者から構成される那覇港長期構想検討委員会により将来の港湾整備の方向性などを幅広く議論します。これをもとに、10~15年先の港湾計画を策定することが一般的な手順となっています。
また、長期構想段階では、技術的・専門的などの検討に加え、パブリックコメント等を実施し、県民等の意見の把握に努め、透明性、客観性の向上を図ることとしております。
那覇港は、港湾計画を改訂してから15年以上が経過し、港湾を取り巻く社会・経済情勢が変化していることから、那覇港管理組合において、計画改訂に向けた取組みを進めております。
改訂にあたっては、「沖縄21世紀ビジョン基本計画」、「沖縄県アジア経済戦略構想」などが目指す、沖縄県の課題克服や将来像の実現に向けて、那覇港が果たす役割のもと将来計画を策定するため、那覇港長期構想検討委員会を設置し検討を行っています。
平成31年4月23日に開催された、第25回那覇港湾施設移設に関する協議会を受け、浦添ふ頭地区の検討を進めていくこととなりました。
つきましては、これまでの港湾計画改訂に向けた取組状況をご報告いたします。
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那覇港那覇ふ頭地区、泊ふ頭地区、新港ふ頭地区、浦添ふ頭地区検討の経緯
※参考
港湾計画の標準的な策定フロー